日根對山自筆仏画『十六羅漢図』掛軸 幕末の文人画

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十六羅漢が一般大衆(動物を含めた)を救済する様子(話し合い)が描かれています。羅漢それぞれ表情豊かに描かれている對山晩年の秀作です。本作は年号(乙丑)が署名されており、慶応元年(1865)に描かれたことがわかります。落款は『乙丑之小春 對山日小年和南』として印が捺されています。箱は時代箱で蓋表に『對山画極彩十六羅漢図』と書かれています。描かれてから160年程経過していますが、本紙(絹本)の状態は良好です。軸先は人工のものではなく、天然のものが使用されています。\r\r高さ200.5㎝ 幅65㎝(表装を含まず)\r*長さがありますので、床の高さをご確認の上ご購入下さい。\r\r◇十六羅漢(じゅうろくらかん)・・・世にとどまって仏法を護持する16人の羅漢のこと。①賓度羅跋囉惰闍(びんどらばらだじゃ)、②迦諾迦伐蹉(かなかばっさ)、③迦諾迦跋釐堕闍(かなかばりだじゃ)、④蘇頻陀(そびんた)、⑤諾距羅(なくら)、⑥跋陀羅(ばっだら)、⑦迦理迦(かりか)、⑧伐闍羅弗多羅(ばざらほったら)、⑨戍博迦(じゅばか)、⑩半託迦(はんだか)、⑪囉怙羅(らこら)、⑫那伽犀那(ながさいな)、⑬因掲陀(いんがだ)、⑭伐那婆斯(ばなばし)、⑮阿氏多(あした)、⑯注荼半託迦(ちゅうだはんたか)をいう。\r\r▢日根對山(ひねたいざん)\r文化10年(1813)~明治2(1869)\r絵師。大阪泉州。京都にて活躍する。\r幼いころから画才があり、岸和田にいた桃田栄雲について画を学ぶ。その後岡田半江に師事し南画を学ぶ。「台山」と号していたが、28歳で「対山」に改名。その頃より京都にて経学と書を貫名菘翁に師事した。京都移住後は勤王家の梁川星巌、頼三樹三郎、藤本鉄石、中西耕石らと親交を結ぶ。円山派の影響を強く受け、南画家・鉄翁祖門に私淑した。主に山水画を得意とする。酒を好み、豪放な性格を反映してか、極めて洒脱で大らかな気分に満ちた作品が多い。\r\r【参考文献】\r大日本書画名家大鑑 第一書房\r落款事典 柏書房\r\r#茶わん屋食堂\r#茶道具\r#掛軸\r#茶掛#追善#邪気払い\r#お茶会\r#待合\r#日本画#対山\r#御軸\r#床の間\r#仏画\r#追善\r#十六羅漢\r#茶道\r#裏千家\r#表千家\r#武者小路千家\r#淡交会\r#三千家\r#古美術\r#京都\r#和\r#瀟酒\r#古美術\r#お茶席\r#茶室\r#幕末
カテゴリー:ホビー・楽器・アート>>>絵画>>>日本画
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